パナソニックコミュニケーションズは1日、同社のIPv6ネットワークカメラが「IPv6 Ready Logo」を取得したと発表した。アプリケーション端末としてロゴを取得したのは世界で初めてだという。
認定を受けたのは、パナソニックコミュニケーションズのネットワークカメラ製品に、松下電器産業が10月に発表したネット家電向けIPv6モジュールを搭載した「KX-HCM180v6」。このモジュールでは、メモリサイズが従来の3分の1となる70KBを実現するとともに、処理性能の低いCPUでもIPv6の暗号通信に対応できるようになっている。パナソニックコミュニケーションズでは、2004年3月に商品化する予定だ。
IPv6 Ready Logoは、相互運用性が認められたIPv6製品に対して、IPv6 Forumの「IPv6 Ready Logo Committee」が認定ロゴを発行する国際的なプログラム。すでに11月21日付けで最初の認定製品が発表されており、NECや日立製作所のルータやスイッチ、KAMEプロジェクトのプロトコルスタックなどもロゴを取得している。
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IPv6ネットワークカメラのプロトタイプ
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IPv6 Ready Logo
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/pcc/news/2003/jn031201/jn031201.html
IPv6 Ready Logo Program(英文)
http://www.ipv6ready.org/
■関連記事
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・ 松下電器、100Mbpsを実現したネット家電向けIPv6モジュール(2003/10/01)
( 大津 心/永沢 茂 )
2003/12/01 18:11
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