NTTドコモは、FOMAと無線LANをサポートした携帯電話端末を開発したと発表した。
今回発表されたものは、FOMAと無線LAN(IEEE 802.11b)というデュアルネットワークをサポートした携帯電話端末。データ通信専用のカードタイプではなく、折りたたみ型の携帯電話タイプとなる。FOMAと無線LANそれぞれのエリア圏内にいる場合、両方の着信を同時に待ち受けられるようになっており、たとえば法人での利用シーンにおいて、外出先ではFOMAネットワーク経由で、社内では無線LANネットワークでそれぞれ音声通話や、インターネット・イントラネットへのアクセスといった利用方法が想定されている。
大きさは約103×53×30mm(高×幅×厚)で、重さは約123g。ベースとなった端末はNEC製FOMA端末とのことだが、同社では「あくまでも“開発した”という段階」としており、詳細なスペックは明らかにされていない。現行のFOMA端末である「N2102V」と比べると幅、厚み、重さがそれぞれ若干大きくなっている。
同社では、2004年春頃を目処に商用化を目指していく。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew1202.html
( 関口 聖 )
2003/12/02 16:57
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