マイクロソフト、複数サーバーの自動展開を可能にする無償ツール

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マイクロソフト、複数サーバーの自動展開を可能にする無償ツール

　マイクロソフトは3日、ブレードサーバーなど複数のサーバーに対してWindows Serverを自動インストールするツール「Microsoft Windows Server 2003, Automated Deployment Services 日本語版（以下、ADS）」の提供を開始した。同社Webサイトからダウンロードできる。価格は無料。

　ADSは、マイクロソフトが推進するIT運用の簡素化、自動化を実現するための取り組み「Dynamic Systems Initiative（DSI）」の一環として提供されるもの。データセンターなどの大規模システムや、ブレードサーバーなどの複数のサーバーからなるシステムに対して、Windows Serverの自動インストール・配備、複数サーバーをスクリプトで管理する機能などを提供する。

　ADSにより、自動インストールするためのインストールイメージを作成することができるため、何もインストールされていない状態のサーバーであっても完全に自動でインストールが可能だという。対応OSは、コントロールサーバー側がWindows Server 2003 Datacenter Edition/Enterprise Edition、ターゲットサーバー側がWindows Server 2003ファミリ/2000 Serverファミリ。

関連情報

■URL
　 Microsoft Windows Server 2003, Automated Deployment Services 日本語版
　 http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/technologies/management/ads/default.mspx

（大津心）
2003/12/03 15:21

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