警察庁の「@police」は4日、同庁が提供しているインターネット定点観測ページに検知件数が全般的に減少傾向にあるように表示される不具合があったと発表した。不具合は、11月29日20時頃から12月3日23時頃まで発生し、現在は修正されている。
不具合は、インターネット定点観測ページの不正侵入検知システム(IDS)攻撃手法別推移グラフにおいて、グラフ表示に関わる機能に問題が発生し、実際の検知数よりも全般的に少ない件数が表示されてしまっていたというもの。ファイアウォールのグラフについては問題なかった。また、グラフ表示に関する部分のみの不具合であり、IDSのログ自体には問題なかったという。
同庁では不具合発覚後、緊急に対応を行ない12月3日23時以降は正常にグラフ表示されていることを確認した。今後、同様の不具合が発生しないように万全の管理を行なっていくとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.cyberpolice.go.jp/important/20031204_131142.html
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( 大津 心 )
2003/12/04 14:38
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