日本Snortユーザズグループ設立準備委員会は8日、フリーのIDSソフトウェア「Snort」に関するユーザコミュニティの充実を目的とした「日本Snortユーザ会」を設立したと発表した。
Snortは米国のMarty Roesch氏が1998年に原型を開発し、その後有志により開発が続けられているフリーのIDSソフトウェア。UNIXやLinux、Windows上で動作可能。日本Snortユーザ会では、SnortやIDSに携わるユーザーにコミュニケーションの場を提供することや、Snort.orgとの連携、他コミュニティとの橋渡しなどを目的として設立したという。
日本Snortユーザ会は設立に際して、メーリングリスト「snort-users-jp@snort.gr.jp」やWebサイト「http://www.snort.gr.jp/」の運営を開始し、今後これらの媒体上で情報の提供を行なう。また、キックオフミーティングとして、2004年1月25日に第1回ミーティングを東京都内で実施する予定。
そのほか今後の活動予定として、SnortやIDS技術に関する日本語コンテンツの整備、SnortやIDSに関するセミナーの開催、SnortやIDSに関する調査研究、情報収集、情報提供などを計画しているという。
関連情報
■URL
日本Snortユーザズグループ設立準備委員会
http://www.snort.gr.jp/
Snort.org
http://www.snort.org/
関連記事:オープンソースIDSの「Snort 2.0」がリリース
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0415/snort.htm
( 大津 心 )
2003/12/08 13:05
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