シーア・インサイト・セキュリティは8日、ログサーバー用のソフトウェア「SEER INSITE LogHost Ver.1.1」を開発し、12月12日より販売開始すると発表した。価格は、1サーバーあたり30万円から。
LogHostは、ネットワーク上に存在するファイアウォールやサーバー、クライアントPCなどのログを効率的に収集・保管することを目的としたソフトウェア。サーバー側にLogHostをインストールし、クライアント側にエージェントを導入することによって、クライアントのログを自動的に収集・保管できる。対応OSは、サーバー側がSolaris、クライアント側がSolaris、HP、UNIX、Linux、Windowsに対応。
LogHostでは、クライアントからサーバーへログを送信する際にSSLを用いるため、安全な管理が可能だという。また、ログもテキスト形式とバイナリ形式に対応しているため、ファイアウォール等のログも簡単に収集できる。LogHostは、ログ収集時に時刻部分を自動的に判別し、時系列に沿って保管する。収集したログは、クライアントのWebブラウザから閲覧可能。時系列に表示するほか、クライアントPC別検索やイベント種類別検索などが可能だという。
シーア・インサイト・セキュリティでは、「ログ管理は従来、技術的難易度が高い、汎用的な利用が難しいなど難題が多かった。その点LogHostでは、クライアントへの対応数やバイナリ形式に対応するなどで解決している。官公庁や金融機関、通信、流通事業者などへ提供していきたい」と語った。
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「SEER INSITE LogHost Ver.1.1」の管理画面イメージ
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「SEER INSITE LogHost Ver.1.1」のレポート画面イメージ
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関連情報
■URL
シーア・インサイト・セキュリティ
http://www.seerinsight.co.jp/
( 大津 心 )
2003/12/08 15:48
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