デジタルアーツは9日、WebフィルタリングソフトのMac版「i-フィルター Active Edition for Mac」を、2004年2月17日よりISP向けに提供すると発表した。Mac OS X/9、Internet Explorer 5以降またはSafari 1.0以降に対応する。
デジタルアーツでは現在、ISP向けのWebフィルタリングシステムとして「Active Rating System」を販売しており、@nifty、BIGLOBE、ASAHIネット、@NetHome、ZAQなど8社がこれを採用して会員向けにWebフィルタリングサービスを提供している。ただし、ユーザー側に必要となるクライアントソフト「i-フィルター Active Edition」はこれまでWindows版しか用意されていなかった。
i-フィルター Active Edition for Macでは、Windows版と同様、セックスや暴力、出会い系など32カテゴリのWeb閲覧を制限可能。インターネット利用時間の制限や、表示したサイトとブロックされたサイトのログ表示も行なえる。なお、Windows XPではマルチユーザー機能との連携により、親と子供など複数設定を切り替えて利用することが可能だったが、Mac版では当初マルチユーザーには未対応となる。
デジタルアーツによれば、Active Rating Systemを導入したISPには、Macユーザーから対応を望む声が寄せられていたという。各ISPでも今回発表されたMac版の提供を前向きに検討しているとしており、2月17日以降、順次ユーザー向けにサービスが開始される見込みだ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.daj.co.jp/company/release/2003/r120801.htm
関連記事:デジタルアーツ、利用者ごとの履歴が分かるISP向けフィルタリングソフト発売
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1106/daj.htm
( 永沢 茂 )
2003/12/09 19:12
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