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日立、エコーネットに準拠した情報家電用システム「ホラソネットワーク」


 日立ホーム&ライフソリューション(日立H&L)は、エコーネットに準拠し特定小電力無線を採用した情報家電用システム「ホラソネットワーク」を12日から開始し、対応家電製品の受注を開始する。初期費用は3,000円、月額利用料は950円。別途対応家電製品が必要となっている。

 ホラソネットワークは、インターネット接続する情報家電を特定小電力無線のリモコンで制御するシステム。ADSLなどの常時接続回線にイーサネット経由で専用通信アダプタを接続。通信アダプタは、429MHzの特定小電力無線(2.4kbps)でリモコンや対応家電と接続する仕組みで、リモコンで各家電を操作できるという。また、インターネット上に会員情報の管理や各種コンテンツの配信を行なう「情報センター」を設置。家電の故障などをネットを通じて検知するほか、携帯電話から家電を遠隔操作できる。各種センサーを使用すれば、不審な動きをメールで通知する機能「お家の見守りサイン」も利用できる。

 なお、PCを使用してリモコンの設定をカスタマイズすることもできる。日立H&Lでは、「設定次第では、照明やエアコンをワンプッシュで自分の好み通りにコントロールできる」という。

 対応製品は日立グループで販売するほか、住宅販売会社やマンション販売会社、家電メーカーにもOEM提供する方針。2004年1月からは、NECの運営するショッピングサイト「BIGLOBEストア」で販売を開始する。対応製品の第1弾は、通信アダプタとリモコンを同梱した通信アダプタセットのほか、ネットワーク対応の洗濯乾燥機や冷蔵庫、電子レンジなど。一部を除きオープンプライスとなっている。日立H&Lでは今後、エアコンや照明、各種センサーなども順次ラインナップに加える予定だ。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/hl_031211.html

三菱電機、ネット家電に各通信規格に対応するアダプタ方式を採用(2003/08/21)


( 鷹木 創 )
2003/12/11 17:28

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