ミラクル・リナックスと日本キャンドルは15日、Linux上で稼働するアプリケーションのパフォーマンス管理や障害検知などのシステム運用監視の分野で協業していくと発表した。
協業の第1段階では、日本キャンドルのLinux運用監視ツール「OMEGAMON XE for LINUX」を、ミラクル・リナックスのOS「MIRACLE LINUX」に対応させる。具体的には、1カ月間のフィールドテストによる検証作業を行なった後、2004年第1四半期には販売開始する予定だ。
OMEGAMON XE for LINUXは、MIRACLE LINUX内部で発生している出来事をリアルタイムで監視し、問題検知や判別、自動解決を行なう。Webブラウザからの遠隔操作や監視も可能。また、あらかじめ監視のテンプレートが用意されているために、運用が容易に開始できるとしている。
今後両社では、システムのパフォーマンス管理や安定稼働における技術面での協力や、信頼性や安全性、コストパフォーマンスの高いシステム環境を構築し、Linux市場の拡大を目指す。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2003121501.html
ニュースリリース
http://www.candle.co.jp/news_event/press/pr_031215.html
( 大津 心 )
2003/12/15 15:34
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