マイクロソフト株式会社は15日、同社が運営するポータルサイト「MSN」の金融サービス「MSNマネー」において、銀行や証券会社などの複数の口座情報を一元管理する「MSNマネー 残高照会サービス」を開始した。登録・利用は無料だが、.NET Passportのアカウントが必要となる。
同サービスは、銀行やクレジットカード会社、証券会社の口座残高や取引明細など、ユーザーが持っている複数の口座情報をインターネット上で一括表示することが可能になる「アカウントアグリゲーション」と呼ばれるもの。これにより、各口座ごとのサイトのIDやパスワード管理が簡便になり、資産及び負債の状況を一元管理することが可能になる。
対応する口座は、15日現在で銀行14行と証券会社13社のほか、クレジットカード13社とNTT東西の利用状況や請求金額などが参照できる。また、マイクロソフトの個人向けマネー管理ソフト「Microsoft Money」のMoney電子明細ダウンロード機能に対応し、取引明細情報をMicrosoft Moneyにワンクリックで取り込み、保存することも可能となっている。
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ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1793
( 三柳英樹 )
2003/12/15 17:36
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