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ドコモ、ドコモAOL事業撤退。ドコモAOLは米AOLの100%子会社に


 ドコモAOLは、12月17日をもって米AOL(America Online)の100%子会社となり、社名を「AOLジャパン」に変更すると発表した。これにともない、代表取締役社長 山川 隆氏は退任し、AOLインターナショナル、アジア担当バイスプレジデントであるブレット・ウェイン氏が代表取締役社長兼CEOに就任する。

 NTTドコモと米AOLは、2000年9月に固定網および携帯電話の連携サービスの提供を目的として提携。当時のAOLジャパンの株式をNTTドコモが取得して筆頭株主となり、その後「ドコモAOL」としてさまざまなサービスを提供してきた。

 今回、再び「AOLジャパン」に社名変更となったことについて、両社では「業界競争が激しくなり、AOLが100%株主となるほうが効率的だと判断し、AOL側から株式取得を申し出た」としている。

 これによって、非常勤の役員を務めていたNTTドコモ iモード企画部長の夏野 剛氏などNTTドコモ出身の役員は全員退任する。なお、AOLジャパンによれば、携帯電話と固定網の連携サービス「AOLi」など既存のサービスは、今後も継続して提供されるという。


関連情報

URL
  ニュースリリース(AOLジャパン)
  http://www.jp.aol.com/info/release/20031217.html
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew1217d.html
  関連記事:ドコモAOL、iモードメールと連携したメールサービス「AOLi」を開始
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0521/aoli.htm
  関連記事:AOLジャパン、社名を「株式会社ドコモAOL」に変更
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2001/0123/doa.htm


( 関口 聖 )
2003/12/17 18:28

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