トレンドマイクロは18日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と共同で、ISPのIPv6移行におけるセキュリティ分野の実証実験を2004年1月より実施すると発表した。
この実験は、総務省が主催する「IPv6移行実証実験」の一環として行なわれるもので、ISPのIPv6移行や、ISPと接続する自治体や大企業、家庭などとの連携部分におけるセキュリティ分野をトレンドマイクロが担当する。移行実験ではIPv4からIPv6へのスムーズな移行を実現するために、IPv4とIPv6の共存環境をさまざまな方法で実験するという。
具体的にトレンドマイクロは、インターネットゲートウェイ部分に新規に開発したIPv6対応のセキュリティボックスを設置し、「プラグアンドプレイ機能の確認」や「メール送受信時のウイルス検出、駆除、削除」「ファイアウォール動作、ウイルスパターンファイル自動アップデート動作」などを検証する。
今後両社では、IPv6時代におけるセキュリティソリューションの提供実現に向けて、今回の実証実験の成果公表などを行なうとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2003/news031218.htm
( 大津 心 )
2003/12/18 14:06
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