アップルコンピュータは、3GPP(3rd Generation Partner Project)と3GPP2をサポートしたメディアアーキテクチャ「QuickTime 6.5」を発表した。対応のプレーヤーソフトは同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。オーサリング機能などが追加された「QuickTime Pro 6.5」は3,600円となる。
QuickTime 6.5は、MPEG-4やH.263などのムービーが再生できるパソコン向けのメディアアーキテクチャ。バージョン6.3で対応した3GPPに加え、今バージョンではCDMA 1X WINでサポートしている3GPP2に対応した。AACやAMR、QCELPといった音声形式なども含まれる。同名のプレーヤーソフトでは、FOMAやVodafone Global StandardなどのW-CDMA方式(3GPP)とauのCDMA2000方式(3GPP2)に対応した端末で撮影したムービーをパソコン上で再生できる。
また、オーサリング機能を備えた「QuickTime Pro 6.5」では、パソコン上で作成した動画をEZムービーに変換可能で、携帯向けのストリーミングコンテンツなども作成できる。
なお、アップルによれば、QuickTime 6は配布開始後1年半で1億7,500万件以上ダウンロードされているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.apple.co.jp/news/2003/dec/19quicktime.html
製品概要
http://www.apple.co.jp/quicktime/
ダウンロードページ
http://www.apple.co.jp/quicktime/download/
・ アップル、「iTunes」と「QuickTime」の最新版(2003/10/20)
( 津田啓夢 )
2003/12/19 13:17
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