トランスコスモスと米Microsoftは19日、ISPやポータルサイトなどのサービスプロバイダーに向けた有料ブロードバンドコンテンツ配給を目的とした新会社「株式会社CODE」を設立したと発表した。
新会社は、資本金2億2,450万円でトランスコスモスが90%、Microsoftが10%を出資。事業内容は、「有料ブロードバンドコンテンツ配給事業」「有料ブロードバンドコンテンツ販売事業」「ブロードバンドコンテンツビジネスに関するマーケティング支援事業」の3つを柱としていく。
トランスコスモスは、米CinemaNow社のDRMシステム「PatchBay」をベースにWindows Mediaプラットフォーム上で動作するように改良を加えた有料コンテンツ管理システムを開発している。新会社は、この有料コンテンツ管理システムを利用したサービス提供を行なう。
具体的な事業内容では、コンテンツの共同購入プロセスの確立や、コンテンツの制作からDRM、配信運用までの一本化、配信管理システムによる回線負担の最適化などのプロセスの確立を挙げている。
CODEの社長に就任した三宅明氏は、「新会社は、Windows Mediaテクノロジーを中心に携帯電話やテレビ、ゲーム機、車などの新しいコンテンツの有料配信先への配信にも積極的に取り組んでいく」とコメントした。
関連情報
■URL
株式会社CODE
http://www.co-de.co.jp/
( 大津 心 )
2003/12/19 15:10
- ページの先頭へ-
|