NTT西日本は18日、既設の電話配線を利用して高速インターネット接続環境が構築できるVDSL装置「VH-70」を、12月22日より販売開始すると発表した。通信速度は下り最大70Mbps、上り最大30Mbpsで、16ユーザーが収容可能な集合VDSL装置「VH-70」が40万円、ユーザー側に設置する単体VDSL装置「VH-70E」が2万円。
従来の電話線はそのまま通話用として併用も可能で、集合VDSL装置にはLANスイッチの各ポートを別セグメントに分けるバーチャルLAN機能が搭載され、ユーザー間のセキュリティが保たれる。同社ではこの製品により、ホテルや寮などの各部屋までLANケーブルを敷設できない施設でも、高速インターネット環境を容易に構築することができるとしており、年200セットの販売を見込んでいる。
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ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0212/021211.html
( 三柳英樹 )
2003/12/19 16:45
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