楽天の運営するポータルサイト「インフォシーク」が実施した、シニア層のインターネット利用動向に関するアンケート調査の結果が発表された。普段利用しているサービスとしては電子メールが圧倒的に多いが、この1年でネットバンキングの利用者の伸びが目立つ結果となった。
調査は12月3日から12日まで全国の50~69歳を対象に実施され、3,954人からの回答を得た。まず、インターネット歴を訪ねる質問では、インターネット歴5年以上が全体の約4割となり、昨年の3割から伸びた。また、9割以上がインターネットを「ほとんど毎日」利用するという結果が出たとしており、ヘビーユーザー化がうかがえるという。
接続環境は、ADSLがもっとも多く60.3%で、昨年の50.0%から約1割伸びている。2位はケーブルテレビで18.1%あったが、こちらは昨年の20.7%から減少している。3位は光ファイバの9.6%で、昨年の3.4%から大きく伸びた。一方、4位のISDNによるダイヤルアップは、昨年の19.1%から9.0%に大幅減少している。
普段利用しているサービスは、メールがもっとも多く94.1%(昨年94.0%)。2位はショッピングで59.4%(昨年51.9%)、3位はネットバンキングで35.3%(昨年24.8%)だった。特にネットバンキングについては、60代においても7%以上の伸びを見せており、他のサービスに比べて伸び率が目立つとしている。
関連情報
■URL
調査結果
http://research.infoseek.co.jp/survey/resource_26.phtml
関連記事:インフォシーク、リサーチ事業を本格展開
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1217/infoseek.htm
( 永沢 茂 )
2003/12/24 16:53
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