グーグルは、Webサイトのコンテンツに適合したテキスト広告を配信してクリック数に応じた広告料を支払うサービス「AdSense」の提供を一般サイト向けに開始した。
AdSenseは、そのサイトの内容にあったテキスト広告を配信するコンテンツターゲット広告配信サービス。国内ではこれまで、グーグルの選んだ企業サイトに提供されていた。今回開始された個人向けサービスではWebから申し込むことが可能で、申し込んだWebサイトに対してグーグルが審査。アダルトサイトなど不適格なサイトには提供しないという。
広告主は10万社以上。配信する広告は非成人向け、成人向け、アダルトに分類しており、フィルタリングを施すことも可能だ。グーグルでは「大惨事を報じるニュースサイトに対して、不適切な広告を表示しないようにもできる」としている。
また、従来提供していた企業向けサービスについては、今後「プレミアムサービス」として続行する。基本的にはグーグルが選択した企業サイトに提供されるが、月間1,000万ページビューを超えるサイトはWebで申し込むこともできる。プレミアムサービスでは、広告フォーマットの柔軟な設定や強力なフィルタリング、サイト最適化サポート、技術サポートなどの特典を用意している。
なお、現在のところ支払いは米ドルのみ。グーグルでは、個人向けサービスについて2004年1月14日に日本円での支払いを含め何らかの発表を行なうとしている。
関連情報
■URL
Google AdSense
https://www.google.com/adsense/?hl=ja
・ グーグル、サイトにテキスト広告を表示する「AdSense」を日本で開始(2003/12/04)
・ グーグル、サイトにテキスト広告を表示する「AdSense」を@niftyにも提供(2003/12/18)
( 鷹木 創 )
2003/12/25 13:20
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