米AOLは、2003年にスパムメールの件名として利用された単語のランキングを発表した。薬品や金融、学習サービス関連のスパムメールが上位に並んだ。同社ではスパムメールのフィルタリングなどに利用して欲しいとしている。
ランキングは、専用ソフトAOL 6.0以降を利用する会員が「Report Spam」ボタンで転送した迷惑メールの件名もしくはヘッダー情報を集計したもの。バイアグラのオンライン販売メールの件名「Viagra online」が首位になった。2位にはオンライン薬局の「online Pharmacy」、3位には金融関連の「Get out of debt」がランクイン。性機能治療商品の「Get bigger」(4位)、オンライン学習サービスの「Online degree」(5位)が続いている。
6位以下は、不動産関連の「Lowest mortgage rates」、保険関連の「Lowest insurance rates」、在宅ワーク関連の「Work from home」、ポルノ関連の「Hot XXX action」、テレビ関連の「As seen on oprah」となった。
なお、2003年において、AOLのスパムメールフィルタ機能により、同社ユーザー宛てに送信された迷惑メールのうち約5,000億通を遮断できたという。1アカウントにつき毎日40通の迷惑メールを削減したとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://media.aoltimewarner.com/media/press_view.cfm?release_num=55253692
( 鷹木 創 )
2004/01/05 17:27
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