T-Engineフォーラムは、京急ショッピングセンター けいきゅう能見台店(神奈川県横浜市)などの店舗で、8日から順次ICタグの実証実験を開始する。
今回の実験は、ユビキタスIDセンター初の実証実験として、農林水産省の開発事業である「ユビキタスID技術を用いた青果物トレーサビリティシステム」の店舗販売における実証実験。神奈川県産の大根とキャベツ約3万個に、ICタグ「ucode」を包装に張り付けて販売する。店頭には専用ディスプレイとリーダー「ユビキタスコミュニケータ」を設置し、商品をかざすと生産農家の名前や、使用した肥料、出荷日など商品の履歴が表示される。
実験会場は当初、京急ショッピングセンター能見台店のみだが、13日からは京急ストア平和島店(東京都大田区)、14日からは京急ストア久里浜店(神奈川県横須賀市)でも実施する。
T-Engineフォーラムでは今後、野菜以外の「すべてのモノ」を対象に実証実験を行なう方針だ。
関連情報
■URL
T-Engineフォーラム
http://www.t-engine.org/japanese/
関連記事:マルエツら3社、食品流通分野における無線ICタグの実証実験
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0424/ictag.htm
( 鷹木 創 )
2004/01/06 19:10
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