三洋電機は、各種情報家電のネットワークを統合する技術「DarWIN」を発表した。まずは、1月10日オープン予定の三洋ホームズモデルハウス(大阪市鶴見区)に導入する。
今回発表されたDarWINは、仕様の異なるさまざまな情報家電の統合を目指す技術。現在情報家電は、エコーネットで接続する白物家電系、UPnPに対応するAVC(AVコントロール)系など複数の接続方法が併存しているが、DarWINを導入することによって、対応機器を一括で操作できるようになる。さらに、携帯電話やPDAなどのモバイル端末からも操作できるという。
なお、DarWINは、宅内機器の制御や連携などを行なう宅内(アシスタント)エージェントと、技術の進歩に応じて新しいサービスを提供する宅外(インテレクチャル)エージェントの2つで構成。それぞれが宅内・宅外エージェントが連携することで、「新しい技術仕様にも対応できる“進化する”ホームネットワークシステムを実現した」としている。
DarWINを導入する三洋ホームズのモデルハウスでは、iReady対応のエアコン、冷蔵庫や、音声認識システムを備えたホームシアターなどを設置。「“ホームシアター”と言うだけで、自動的に消灯しカーテンも閉じる『ホームシアターモード』になる」という。
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三洋ホームズのモデルハウス
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0401news-j/0107-1.html
・ 三菱など家電メーカー4社、エコーネット準拠の接続仕様「iReady」発表(2003/12/17)
( 鷹木 創 )
2004/01/07 18:38
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