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Web広告研究会、「ゴールデンタイム」のブロードバンド利用者数が増加と発表


 社団法人日本広告主協会 Web広告研究会(以下Web広告研究会)は、「ブロードバンド環境下における視聴行動変化」を1月13日に発表した。

 「ブロードバンド環境下における視聴行動変化」は、ネットレイティングスの「家庭からのインターネット接続の視聴率データ」を元に、ネットレイティングス提供データの主要指標に関して30日間を60分ごとに集計、1日あたりの平均値を算出。さらに、Web広告研究会が独自に分析などを合わせて実施している。

 時間帯別の視聴行動では、ほぼ全時間帯においてブロードバンドユーザーの比率が全体の7割以上となり、ピーク時の21時台では、調査対象の総利用者282.5万人のうち71%の201.3万人が利用している。また、1時間単位での時間別利用者数では、21時台の利用者総数が86.8万人増の282.5万人で全時間帯を通して最も多く、19〜22時台のいわゆるゴールデンタイムでは、合計285.9万人の増加が見られる結果となった。

 また、ページビューも21時台にピークを迎え、1億1718万PVとなった。2002年6月の調査結果では、時間別利用者総数のピークが23時台で214.9万人、ページビューのピークが23時台で8809万PVであったりと、利用者数のピークは23時台から21時台へと早まっている。

 曜日別の視聴行動は、平日、休日ともにほぼ全時間帯で利用者増加が見られた。その中でも休日の9〜12時台のデイタイムでの利用者の増加数が、前回の調査より約1.5倍と最も多く増加した。

 性別・年齢別の視聴行動は、全カテゴリともに21時〜22時台の利用者数増加が目立った。また、女性利用者はF2(女性 35〜49歳)層の利用者が、全時間帯で増加しており、男性利用者は、M2(男性 35〜49歳)の増加が20〜22時の夜間で、M3(男性 50歳以上)層の増加がデイタイムで見られた。一方、M1(男性 20〜34歳)層とF1(女性 20〜34歳)層が深夜利用を控える傾向にあるという。

 今回の研究結果を踏まえてWeb広告研究会は、ゴールデンタイムにおける利用者の拡大が見られたことにより、Webの利用形態がテレビ型の視聴に近づいたとしている。そのため、視聴者や時間帯に合わせた広告プランニングも可能となり、従来のマスコミ媒体と組み合わせたプロモーション活動も今後加速すると予測している。


時間帯別にみた、ブロードバンド環境からの利用者比率 時間帯別(1時間単位)にみた1日あたり平均利用者数の変化

平日・休日の時間帯別にみた1日あたり平均利用者数の変化

時間帯別、属性別にみた1年間の利用者数変化(女性) 時間帯別、属性別にみた1年間の利用者数変化(男性)

関連情報

URL
  社団法人日本広告主協会Web広告研究会
  http://www.wab.ne.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.wab.ne.jp/pdf/press_040113.pdf
  ブロードバンド環境下における視聴行動変化(PDF)
  http://www.wab.ne.jp/pdf/data_040113.pdf


( 大久保有規彦 )
2004/01/13 20:16

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