NTT西日本は、法人向けソリューション「N.prosol」のインターネットVPNパッケージ「VPNext」に、「VPNextセキュアアクセスタイプ」を1月20日より追加する。ルータタイプのアクセスサーバーと専用デバイスがセットになっており、価格は5ユーザー35万円から。
社内ネットワークなどのVPNでは、アクセスする際に各ユーザーに設定された認証情報が必要で、場合によっては接続ソフトも必要になる場合がある。VPNextセキュアアクセスタイプでは、この認証情報や接続ソフトをPS(Portable Security)デバイスと名付けたフラッシュメモリに搭載。PSデバイスをPCに接続するだけで、VPNにアクセスできるようになる。
PSデバイスには、USBキータイプの「PSキー」とCFカードタイプの「PSカード」を用意。いずれも暗号化した認証情報を登録しており、データ通信を暗号化する接続ソフトを搭載している。また、PSデバイス自体に不正アクセスを防止する「パーソナルファイアウォール機能」も搭載した。このほか、DNSサーバーアドレスを自動的に設定変更する「プライベートDNS機能」により、接続ごとに必要だった設定変更が不要となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0401/040114b.html
関連記事:NTT西日本、ブロードバンド回線を活用したVPNサービス提供開始
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0731/ntt.htm
( 鷹木 創 )
2004/01/14 18:50
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