NTTネオメイトは、同社の提供するIT環境サポートサービス「Neo'z」に、PCのデータ移行や、OSのアップグレード、中古パソコンの買い取りなどのサービスを1月21日から追加する。富山、岐阜、静岡県以西の西日本エリアが対象で、いずれのサービスも出張費用3,500円が別途必要になる。データ移行では、移行元PCがWindows 95以降、移行先PCがWindows XPに限定される。
Neo'zは、PCの設定やインターネット回線の申し込みを代行するサービス。これまでもHDDのデータ消去を行なう「Neo'z NEODELETE」などが提供されていた。今回追加されたのは、PCからPCへHDDのデータを移行するサービスや、HDDのデータをCD-Rなどの外部メディアにバックアップするサービス、Windows 98以降のWindows OSやOfficeシリーズなどのアプリケーションソフトのアップグレードサービス、中古PCの買い取りサービスなどの4つ。各サービスは、単独でも申し込めるが、データの移行とバックアップをセットにしたパックメニューも15,000円/台(出張費込み)で用意した。なお、NTTネオメイトのオリジナルブランドPC「OZFA」を購入したユーザーは、パックメニューを10,000円/台で利用できる。
それぞれの価格は、データ移行サービスが、PC設定データの移行で6,000円/台、マイドキュメントなどのユーザーデータの移行で8,500円/台。HDDバックアップサービスが5,500円/GB。いずれも3GB以上のデータは2,000円/GBの追加料金が必要。アップグレードサービスは、OSのアップグレードでCD-ROM1枚につき12,000円、アプリケーションソフトでCD-ROM/FD1枚につき5,000円。中古PCの買い取りサービスは個別の見積もりとなっている。
NTTネオメイトでは、中古PC買い取りサービス開始に合わせ同社関西支社に「中古パソコン再生化工場」を設置し、インバースネットと提携して「中古パソコン再生化業務受託サービス」を開始する。買い取り価格などは個別の見積もりとなる。
中古パソコン再生化業務受託サービスでは、NTTネオメイトがパートナー企業や一般ユーザーの中古PCを査定し、買い取る。買い取った中古PCは、再生化工場でHDDのデータ消去やOSのインストール、クリーニングなどが実施され、再度パートナー企業を通じて販売される。また、再利用が難しい中古PCも部品や素材として再利用するという。
NTTネオメイトはこのほか、電話回線ポートを装備し、防雷回路を搭載したAC電源テーブルタップ「OZFAサンダーカットタップ」を販売する。電源コンセント口は6個で、それぞれ個別のスイッチを搭載。また、ノイズフィルタも装備した。合計定格電力は1,500W。価格は6,500円となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(データ移行などのサービス追加)
http://www.ntt-neo.com/news/040119-2.html
ニュースリリース(中古パソコン再生化業務受託サービス)
http://www.ntt-neo.com/news/040119-1.html
ニュースリリース(OZFAサンダーカットタップ)
http://www.ntt-neo.com/news/040119-3.html
関連記事:NTTネオメイト、UNIXサーバー対応のデータ消去サービス
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0708/neo.htm
( 鷹木 創 )
2004/01/20 19:07
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