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マイクロソフト、Windowsのセキュリティを検査する「MBSA 1.2日本語版」を公開


 マイクロソフトは20日、Windowsベースのコンピュータに対して、セキュリティの構成に問題が無いかを検査するためのツール「Microsoft Baseline Security Analyzer 1.2」(MBSA 1.2)の日本語版の提供を開始した。対応OSはWindows 2003 Server/XP/2000。

 MBSA 1.2は、ローカルマシンやネットワーク上のWindowsベースのコンピュータにスキャンをかけることで、インストールされている各種のコンポーネントにセキュリティ修正プログラムがインストールされ、最新の状態になっているかをチェックできるツール。チェック可能なOSはWindows 2003 Server/XP/2000/NT 4.0。

 OS本体だけでなく、Microsoft OfficeやWindows Media Playerといったアプリケーションについても、最新版のセキュリティ修正用のプログラムが適用されているかが確認できる。また、パスワードの強度や管理者アカウントが適切に設定されているかといった、設定のミスによる脆弱性の検査も可能となっている。

 なお、マイクロソフトでは、今回のMSBA 1.2日本語版は、英語版の正式公開に合わせた「早期提供」としている。これは、ツールそのものはベータ版ではなく正式なものだが、自動的にダウンロードされる修正プログラムデータベースが開発中で、MBSA 1.2の一部の新機能が利用できないためという。


関連情報

URL
  日本語版 MBSA 1.2 早期提供のお知らせと利用上の注意点
  http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/tools/mbsahomej.asp


( 三柳英樹 )
2004/01/20 19:31

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