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GoogleとInktomi、検索結果の一致はわずか16%〜ECジャパン調査


調査結果を公開しているECジャパンのWebサイト
 SEOサービスやWebコンサルティングを手がけるECジャパンは21日、検索エンジンに関する調査レポートを公開した。現在、同社Webサイト上で閲覧できる。

 調査は、2003年11月の1カ月間に人気のある検索フレーズ1,000語(アダルト用語も含む、純粋な人気フレーズ)を、GoogleとInktomiの日本語サービスに実際に入力・検索し、それぞれ上位50位までの検索結果を分析したもの。先日一部報道において、米Yahoo!が3月までにGoogleとの提携を解消し、同社がすでに買収しているInktomiの検索エンジンに切り替える可能性が報じられており、これを受けてECジャパンが両者のエンジンを比較できる調査結果を発表した。

 分析の結果、「GoogleとInktomiの検索結果上位50位のうち同一URLは16%」「Inktomiの方がGoogleよりも動的ページをインデックスする傾向が強い」「Googleの方がInktomiよりも全体的にインデックスするURL総数が多い」などの特徴が判明したという。

 具体的には、1,000語をそれぞれの検索エンジンで検索した結果、上位50位中同じURLは平均8.6件しかなく、残りの41.4件は異なるURLを表示していたという。特に、7割以上にあたる728語の検索結果では、同一URL表示率が20%以下だった。これらのことから、ECジャパンでは「同じ検索フレーズでも両者ではかなり異なる検索結果が出ていることがわかる」としている。

 CGIプログラムで作成したページなど、いわゆる動的ページのインデックス状況は、ともに1割以下と全体的に少ないものの、Googleが全体の4.9%なのに対して、Inktomiは9%だった。このことから、Inktomiの方が若干動的ページをインデックスする傾向が強いと言える。

 インデックスするURLの総数に関する調査では、人気フレーズ1,000語の中でも、フレーズによっては検索結果が50に満たない場合があり、URLの総数はGoogleが49,988件、Inktomiが44,192件だった。ECジャパンでは「Googleの方がよりインデックスするURL数が多いことがわかる」としている。

 また、Google独自の傾向として、「アドワーズ広告が表示される単語は38%」「ファイルサイズは全体の64%が20KB以下」などが判明したという。

 ECジャパンでは、今後も検索エンジンの調査を継続して実施するが、Inktomiの重要性が高まると予測している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://seo.ecjapan.jp/product/am_ig_report.htm

米Yahoo!、研究組織「Yahoo! Research Labs」を設立(2004/01/20)
Google、サイト向け広告配信プログラム「AdSense」の日本提供を公式発表(2004/01/14)


( 大津 心 )
2004/01/21 15:41

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