日本ネットワークアソシエイツ(NAC)は、感染拡大中のウイルス「Mydoom」の対策セミナーを28日17時から同社Webサイトでオンデマンド配信する。配信するコンテンツはWindows Media形式。利用料は無料となっている。
開催するセミナーは、「W32/Mydoom@MM 緊急対策インターネットセミナー」。Mydoomの特徴や対処方法、駆除ツール「Stinger」などの情報を配信する。放送時間は約10分間で、繰り返し閲覧できる。
Mydoomはトロイの木馬型ウイルスで、Windowsシステムのプロセスに常駐し、自分を添付したメールを送信するワーム活動を行なう。また、ファイル交換ソフト「Kazaa」経由での感染やバックドア機能も備えている。なお、名称については、ウイルス対策ベンダーによって異なるため注意が必要だ。NACでは「W32/Mydoom@MM」、シマンテックは「W32.Novarg.A@mm」、トレンドマイクロは「WORM_MIMAIL.R」となっている。
関連情報
■URL
W32/Mydoom@MM 緊急対策インターネットセミナー
http://www.nai.com/japan/seminar/seminar_virusinternet.asp
・ Mydoomの感染速度は過去最大級、標的となったSCOは犯人逮捕に懸賞金(2004/01/28)
・ 件名「hi」や「test」などの新種ウイルス「Mydoom」に注意(2004/01/27)
( 鷹木 創 )
2004/01/28 13:06
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