ドリームテクノロジーズは28日、同社の画像配信技術「MADO」が「Yahoo!オークション」に採用されることが決まったと発表した。出品物の画像をMADOフォーマットに変換することで、高精細な画像を公開できるようになるという。
MADOは、高精細画像を高速表示するための独自フォーマットで、ActiveX形式の専用ビューアにより無段階ズームや高速スクロールが行なえる。変換元画像はBMP/JPEG/TIFF/PNGに対応しており、BMPの場合で容量は3分の1程度になるという。すでに古文書のデジタルアーカイブやオンラインショップの商品画像表示などに採用実績がある。
現在、Yahoo!オークションで公開できるのは、500KB以下の画像が3枚までで、容量は最大1.5MBとなっている。一方、ネットオークションでは入札者が出品物の画像を見て判断することが多く、ドリームテクノロジーでは「高画質で出品物を見たい」「全体も見たいし細部も確認したい」というニーズがあると指摘。同社の自動変換サーバーで出品者が画像をMADOフォーマットに変換することで、デジタルカメラで撮影した出品物の画像を縮小することなく公開でき、しかも入札者が快適に閲覧できるようになるとしている。
なお、実際にYahoo!オークションでこのシステムが導入される時期や具体的な提供方法は未定だ。
関連情報
■URL
ドリームテクノロジーズ
http://www.dreamtechnologies.com/
MADO
http://www.mado.info/
( 永沢 茂 )
2004/01/28 20:19
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