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(向かって左から)主装置内蔵電話機(ISDN用が14,5000円、アナログ用が125,000円)、アナログコードレスホン(本体42,000円、接続器25,000円)、カラー表示付留守番電話機(86,000円)
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NTT東日本とNTT西日本は29日、IP電話サービスに対応した多機能ホーム/ビジネスホンシステム「Netcommunity SYSTEM AX」を2月2日より販売すると発表した。主装置内蔵電話機1台、標準電話機1台、コードレス電話機1台を組み合わせた場合で価格は約30万円。
Netcommunity SYSTEM AXでは、外線側がアナログ回線2本またはISDN回線1本を収容可能で、内線電話は専用のαバス配線により8台まで設置できる。外線通話は、アナログまたはISDNの公衆電話網経由のほか、「Bフレッツ」または「フレッツ・ADSL」を使ったIP電話サービスにも対応する。主装置内蔵電話機とBフレッツの終端装置あるいはADSLモデムを接続するためのユニットボックス(10万円)が用意されており、これをあわせて導入することで、αバス配線で接続された各電話機からIP電話サービスが利用できるようになる。ユニットボックスには、IP電話接続機能のほかにブロードバンドルータ機能も備えており、αバス配線とは別にPC用のLANを構築することも可能だ。
対応するIP電話サービスは、Bフレッツまたはフレッツ・ADSLユーザー向けに提供されているマルチチャンネルのIP電話サービスで、現在、NTTコミュニケーションズの「OCN.Phone Office」とエヌ・ティ・ティエム・イーの「XephionコールPro プランS」に対応している。なお、フレッツユーザー向けにはこのほかにも、シングルチャンネルのIP電話サービスが各社から提供されているが、これらのサービスへの対応予定はないという。
2社ではこのほか、大規模オフィス向けの「Netcommunity SYSTEM αGX」も同日より販売する。
関連情報
■URL
NTT東日本のニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0401/040129.html
NTT西日本のニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0401/040129.html
・ NTT東西、企業向けIP電話サービスに対応したNetcommunity VGシリーズ(2003/11/13)
( 永沢 茂 )
2004/01/29 20:25
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