インターネット総合研究所(IRI)は、南海電気鉄道と協力して大阪・なんばパークスでIPv6とRFIDを利用した実証実験「歩行者ネット天国」を実施する。期間は2月9日から22日まで。
歩行者ネット天国は、プロバイダーなしで端末認証する認証方式や、IP携帯電話を利用できるエリア内ローミングシステム、コンテンツ課金によるビジネスモデルを目指すインフラ環境。IRIでは、通信・放送機構(TAO)から研究委託を受けており、今回の実験ではIPv6とRFIDを用いてユビキタス環境の実証実験を実施する。
具体的には、RFIDタグを用いた「買い物カゴ無しショッピングシステム」や、無線の電界強度から端末の位置を割り出して、歩行者ナビゲーションや利用者別コンテンツ配信が可能な「疑似GPS 連動システム」などの実験を行なう。
なお、2月5日に大阪市中央公会堂で開催される「ユビキタスシティおおさかシンポジウム」で、歩行者ネット天国のパネル展示などが行なわれる。
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■URL
インターネット総合研究所
http://www.iri.co.jp/
( 鷹木 創 )
2004/02/04 17:18
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