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ウイルス「Doomjuice」の活動によるトラフィックが急増~警察庁調査


 警察庁の「@police」は11日、多数のIPアドレスを発信元とするTCP3127ポートに対するトラフィックの増加を検知したと発表した。

 このトラフィックの増加は、Mydoomウイルスに感染したPCを検索する新たなウイルス「Doomjuice」の活動によるものと考えられる。Mydoomは、感染したPCのTCP3127ポートに外部との通信を行なうためのバックドアを設ける。一方、Doomjuiceはこのバックドアが設けられているPCを探すために、ランダムなIPアドレスに対してTCP3127ポートへの通信を行なう。

 公表されたデータによれば、TCP3127へのトラフィックは2月9日午後から増え始め、11日0時現在でも高い数値を保ったままとなっており、警察庁ではウイルス対策ソフトの使用や脆弱性の修正プログラムの適用を呼びかけている。


関連情報

URL
  プレスリリース(PDF)
  http://www.cyberpolice.go.jp/detect/pdf/H160211-3127.pdf
  関連記事:Mydoomに感染しているマシンにさらに感染するウイルス「Doomjuice」
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/02/10/2052.html


( 三柳英樹 )
2004/02/12 14:04

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