米国における2003年第4四半期のネット広告売上が、これまでの最高記録だったインターネットバブル期の2000年第4四半期の売上記録を超えたとの最新調査結果が発表された。
調査は、1996年以来ネット広告業界団体のInteractive Advertising BureauとPricewaterhouseCoopersが共同で行なっているもの。2003年第4四半期の売上は22億ドルで、これまでの最高記録だった2000年第4四半期の21億2,000万ドルを四半期ごとの記録で超えた。数字の上ではインターネットバブル崩壊の後遺症を乗り越えたことになる。また、2003年全体の売上では72億ドルに達すると推定している。
調査結果は、主要なネット広告企業15社のデータを集計した結果から業界全体の数字を推定しているもので、詳しい数字は4月初めに発表される予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.iab.net/news/pr_2004_2_12.asp
関連記事:米国ネット広告市場に復調の兆し~IABが最終調査結果を修正
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0616/iab.htm
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/02/13 11:36
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