エキサイトは16日、運営するネット接続サービス「BB.excite」の利用規約の一部を改定した。これにより、スパムメールの一斉送信やP2Pソフトなどで帯域を占有するユーザーに対して、帯域制限を実施できるようになった。
改定された規約は「利用の停止」に関する第22条の第1項。従来の条文に、「利用を制限することがある」という文言を追記した。トラフィックを占有するユーザーの帯域を制限することが目的だ。エキサイトでは送信トラフィックを監視し、該当するユーザーに対して事前にメールで通知した上で帯域制限を実施する。また、その後もトラフィックを占有し続けた場合は、「利用を停止する」こともあるという。
エキサイトによれば「対象は、特定のアプリケーションやサービス利用形態ではなく、帯域を占有してほかのユーザーの利用を妨げるようなユーザー。当面はBフレッツユーザーに対して実施する」としている。
関連情報
■URL
利用約款・規約
http://cdn.excite.co.jp/service/agreement/
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( 鷹木 創 )
2004/02/16 13:50
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