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ユーザー1人に複数の担当者を割り当てられる法人向けメール監査サービス


 NRIセキュアテクノロジーズ(以下NRIセキュア)は、ファイアウォール管理のアウトソーシングサービス「ファイアウォール・ネットワーク・センター」のオプションとして、メール監査サービスを提供する。利用料は監査担当者10人、メール保存容量1,200GBの場合で月額55万円から。

 今回開始するメール監査サービスは、特定キーワードによる全文検査機能と、送受信メールの保存・検索機能を統合した情報漏洩システムを利用したもの。1人のユーザーに対して複数の監査担当者を割り当てられるという特色がある。NRIセキュアでは、「担当者が出張・出産の時でも、複数の担当者がいれば監査を徹底できる」という。また、制限語句や添付ファイルの拡張子・容量などの検査条件や、日週月ごとの報告頻度を指定できるなど、「実際の監査業務を効率的に行なう機能を搭載した」としている。さらに、監査担当者の監査状況をレポートする機能も搭載。第三者が監査業務をチェックできる。メールごとに「要監査」「監査済み」「注意」などのマーキングも可能だ。

 チェックできる添付ファイルは、マイクロソフトの「Office」シリーズや、PDFファイル、テキストファイルなど。圧縮した添付ファイルもチェックできる。このほか、送受信したメールとその添付ファイルの保存も可能。「事後の内容確認に利用できるほか、メールに関する立証責任のための要件も備えた」としている。

NRIセキュアでは、2004年4月から保存したメールの高速検索機能を提供する予定。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.nri-secure.co.jp/news_alert/news_release/04_02_16.html


( 鷹木 創 )
2004/02/16 20:19

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