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消費者金融大手の三洋信販、顧客情報32万人分流出の疑い


 消費者金融大手の三洋信販は21日、顧客データが32万人分流出した疑いがあると報道された件についてのコメントを発表した。

 発表によると、三洋信販は1月5日に外部の情報提供者から個人情報が漏えいしていることを確認。実際に漏えいしたデータを入手し、調査した結果、769人分の顧客データの流出を確認したという。漏えいした経路については、外部からのアクセスによる可能性は低く、サーバーシステムからサーバーデータ抽出ツールを利用して漏えいした可能性が高いという。

 769件の情報は、氏名や電話番号、勤務先などの基本情報のほか、一部のものに関しては貸付残高情報も含まれているとしている。また、32万人の情報が漏れたとされる件については、「32万件のうちの一部とみられる322件の情報について、当社の顧客情報であることを確認した」とコメントしており、32万件の情報が実際に漏えいした可能性についても現在調査中だという。

 三洋信販では、現在警察や外部調査機関と連携を取りつつ、引き続き全容解明のために調査を継続するとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.sanyo-shinpan.co.jp/ir/news/news20040217_1.html


( 大津 心 )
2004/02/23 13:55

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