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CESA調査、3歳から小学生の約半数がインターネットを利用


 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2月23日に「2004年CESAキッズ調査報告書」を発刊した。この報告書によれば、3歳から小学校6年生までの子供のうち、52.4%がインターネットを使ったことがあるという。

 本調査は2003年12月2日から19日にかけて行なわれ、住民基本台帳から無作為抽出されたモニターを性別、学年別、居住地域別に分類、郵送によるアンケートを回収した結果をまとめたもの。有効回答数は483で、有効回答率は68.8%。男女はほぼ同数で、学年は「幼児」「小学校低学年」「小学校高学年」がほぼ1/3ずつ、居住地域は「首都圏」「関西圏」「広島」がほぼ1/3ずつで構成されている。

 「インターネットを使ったことがあるか」という質問には、全体の52.4%が「はい」と回答、2000年に行なわれた同調査の36.1%から大きく伸びた。学年別では小学校高学年が男子で78.8%、女子で84.0%と高く、幼児も男子の27.2%、女子の20.9%が利用したことがあると回答している。

 インターネットの利用場所は、「家」との回答が75.5%で、2000年調査時の75.2%とほぼ変わらない結果となった。一方で「学校」との回答は2000年の38.8%から55.3%へと大きく伸びており、学校におけるインターネット環境が整いつつあることが伺える。

 インターネットの利用内容は「ホームページを見る」が54.2%で、2000年調査の67.9%から数値を落としたが、2000年調査時にはなかった選択肢「ゲームをする」との答えが48.2%とほぼ半数近くに達した。


インターネットの利用経験

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://report.cesa.or.jp/news/release_040223.html


( 甲斐祐樹 )
2004/02/23 18:41

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