NEC、NECシステム建設、ワイイーシーソリューションズ、凸版印刷の4社は25日、無線ICタグ(RFID)を活用した駐輪場管理システムの共同開発を開始したと発表した。
このシステムでは、所有者のIDコードを登録したタグを自転車に取り付け、駐輪場のゲートを通過する際にこれを読みとることで、市町村役場の担当者などがインターネット経由で利用状況をモニターできる。また、小型携帯端末を持った係員が放置自転車のタグを読みとることで、所有者にメールなどで通知することも可能になる。駐輪場の管理を効率化できるとともに、放置自転車や盗難自転車対策にも有効だとしている。
4社はあわせて「e-自転車対策事業化コンソーシアム」を設立し、NTTドコモの協力のもと、関東の自治体で導入実験を実施。実験結果を踏まえて、2005年度より全国の自治体向けに販売する。システム価格は1,000万円からとなる予定。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0402/2501.html
( 永沢 茂 )
2004/02/25 13:49
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