ソフトバンクBBは1日、IP電話サービスに関わる特許を出願していたことを明らかにした。特許の一般公開日は2月26日で、特許庁のWebサイト「特許電子図書館」で確認できる。出願人はソフトバンクBB。発明者は同社代表取締役社長の孫正義氏となっている。
一般公開された特許は、「メッセージ送信システム及びメッセージ送信方法」。音声データをパケット化し、IP電話端末に対してあらかじめ設定した時刻に送信するというもの。ソフトバンクBBの提供するIP電話サービス「BBフォン」に活用される予定で、「ホテルのモーニングコールサービスなどで利用できる」(ソフトバンクBB広報)としている。なお、同特許は現時点では出願された段階。今後特許庁へ請求するなど、成立には、しばらく時間がかかる見込みだ。
ソフトバンクBBでは、特許の運用方法やこのほかの出願状況について「事業内容の根幹に関わる部分」と明言を避けた。ただし、「今後もBBフォン関連の特許を出願する予定だ」としている。
関連情報
■URL
特許電子図書館
http://www.ipdl.jpo.go.jp/homepg.ipdl
ソフトバンクBB
http://www.softbankbb.co.jp/
( 鷹木 創 )
2004/03/01 17:27
- ページの先頭へ-
|