ライブドアは1日、個人向けの被害補償付きセキュリティサービス「livedoor ネットプロテクトサービス」を開始したと発表した。料金は月額300円。
ネットプロテクトサービスは、日本インテリジェンス社の個人向けリスクヘッジソリューションサービス「Pi-2003s」を採用し、個人PCへの攻撃やウイルスによる被害を保護・補償するサービス。サポート内容には、専用電話番号や遠隔障害復旧を備えたコールセンターサポート、出張サポートなどが用意されている。対象は、ライブドア IDを保有し、常時接続回線を利用しているユーザーのみ。
具体的には、専用ソフトウェアをPCにインストールすることにより、ファイアウォール機能や不正アクセス検知機能、関連ソフトウェアのバージョンアップ検索・告知機能、不正アクセスログ収集などのセキュリティ関連機能を提供する。専用ソフトウェアの対象OSは、Windows XP/2000/ME/98SE/98。
そのほかにも、ウイルスや攻撃者によってシステム改ざんされた場合に、レジストリ構成をチェックする「レジストリチェック機能」、ユーザーPC上で発生したすべてのプロセスをチェックし、未知のプロセスが発生した場合にはログ収集する「プロセス監視機能」、Web閲覧時に不適当なサイトにアクセスした場合にキャッシュやクッキーの初期化を実施する「ネットサーフィン補助機能」などが提供される。
ライブドアは、インストールした専用ツールを通じてユーザーのPCを監視することによって、万が一ウイルスや攻撃者の被害に遭った際には、ユーザーに代わって事故証明を行なう「認定機関」としての役割を担うという。
今後は、データ復旧サービスやデータバックアップサービスなどのオプションサービスを充実させていくとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://isp.livedoor.com/info/detail?id=78
( 大津 心 )
2004/03/01 19:51
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