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青森県警、Windows XPなどの海賊版を販売していた高校生を書類送検


高校生の自宅から押収されたCD-Rやパソコン一式
 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、青森県警生活保安課および情報管理課と五所川原署が2日、インターネットの掲示板を悪用して海賊版ソフトなどを販売していたとして、青森県の男子高校生(18歳)を著作権法違反の疑いで青森地検弘前支部に書類送検したと発表した。

 高校生は昨年9月ごろから掲示板で告知を行ない、ビジネスソフトを複製したCD-Rを1枚1,500円、アダルトゲームソフトを1枚200円で郵送販売していたという。12月25日ごろに東京都内の男性会社員に対して「Microsoft Windows XP」と「Microsoft Office XP」を3,000円で郵送販売していたことが確認されている。

 今回の海賊版販売は、青森県警のWebサイトに寄せられた匿名の情報がきっかけとなり、同署で捜査を進めていたもの。今年2月5日に行なわれた家宅捜索では、ソフトが複製されたCD-R約540枚などが押収されている。

 ACCSではこのほか、長野県警などが1日、Yahoo!オークションを悪用して海賊版ビジネスソフトを販売していたとして、茨城県取手市の無職男性(36歳)と、その妻の無職女性(34歳)の2人を著作権法違反の疑いで逮捕したことも発表している。こちらは、実際に海賊版ソフトを購入したユーザーから同署に相談があったことで内偵が進められていたという。

 なお、ACCSのWebサイト( http://www.accsjp.or.jp/ )は、3月1日の深夜0時ごろから閲覧できない状態が続いている。ACCSによれば、今のところ原因は判明していないが、同社サーバーを狙ったウイルスの可能性も含めて調査を進めているという。


関連情報

URL
  コンピュータソフトウェア著作権協会
  http://www.accsjp.or.jp/

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( 永沢 茂 )
2004/03/02 14:28

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