有限会社paperboy&co.は2日、グローバルメディアオンライン(GMO)による資本参加に合意し、GMOの子会社となると発表した。paperboy&co.は3月初旬にも株式会社化し、第三者割当増資によってGMOが決定権のある株式50.1%を取得予定だ。
paperboy&co.は、レンタルサーバーサービス「ロリポップ!レンタルサーバー」やドメイン取得サービス「ムームードメイン」などを手掛ける個人向けレンタルサーバー・ドメイン事業の会社。現在、約69,000件の契約数があり、その内80%が女性ユーザーだという。一方、GMOは、法人向けレンタルサーバー事業を中心に展開しているため、GMOの苦手分野である個人向けレンタルサーバー事業を補うための出資であるとしている。
今回paperboy&co.は、GMOの子会社となることで、GMOグループの技術やノウハウ、資源を活用し、既存事業における獲得顧客の上昇とサービスの拡充、新規事業への参入などを目指すという。
具体的にpaperboy&co.は3月初旬にも株式会社化し、第三者割当増資によってGMOが決定権のある株式50.1%を取得する。第三者割当増資額は未定。その後、4月上旬を目処に、本社機能を現在の福岡市から東京都へと移転する予定だ。
なお、同社広報によると、「現在paperboy&co.が提供している各種サービスの内容や料金体系、名称等は一切変更する予定はない。また、GMOのバックボーンやサーバーは当社のレンタルサーバー事業で利用するか検討中だ」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://paperboy.co.jp/press/2004_03_02.html
GMO
http://www.gmo.jp/
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( 大津 心 )
2004/03/02 15:31
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