米Network Associates(NAI)は2日、同社の研究チーム「McAfee AVERTTM(Anti-virus and Vulnerability Emergency Response Team)」において、これまでのウイルス対策に加えてセキュリティの脆弱性の研究も行なうことを発表した。
同研究チームは世界中の100人以上の研究者からなり、これまではウイルス対策研究に重点的に取り組んできたが、これに不正侵入防止と脆弱性に関する研究チームが組み込まれるもの。この2つの研究チームは、不正侵入対策技術ベンダーの米IntruVert Networksと米Entercept Security Technologiesを2003年にNAIが買収したことによって得られたもの。
NAIでは今回の体制変更により、同社製品であるMcAfee Securityの顧客がウイルスからの防護だけでなく、最新の脆弱性、トロイの木馬、スパイウェアやアドウェアを含む悪性コードの脅威などから防護されるとしている。
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■URL
日本ネットワークアソシエイツ
http://www.nai.com/japan/
( 三柳英樹 )
2004/03/02 17:45
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