日本ネットワークアソシエイツ(NAC)は2日、企業ユーザー向けに、危険度“中”以上のウイルスが発生した場合に、電話でウイルスの情報を提供するサービス「ウイルス110番」を提供開始したと発表した。
ウイルス110番は、NACが危険度“中”以上と判断したウイルスが発生した際に、リアルタイムに録音音声でウイルスの情報を提供するサービス。録音音声では、「ウイルスが発生しているか、否か」、発生している場合には「ウイルスの名称」と「危険度」および「対応DAT(ウイルス定義ファイル)のバージョン」を提供するという。
提供対象は、同社のセキュリティ対策製品を購入し、サポート契約を締結しているユーザーに限られる。サポート契約を締結しているユーザーには、サポート担当者として登録したユーザーに対して、無料で当該電話番号を提供する仕組み。
NACでは、「このサービスを利用すれば、通勤中に携帯電話からでも最新のウイルス情報を得ることができるため、一層迅速な対応が可能になるはずだ」とコメントした。
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■URL
日本ネットワークアソシエイツ
http://www.nai.com/japan/
( 大津 心 )
2004/03/02 19:04
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