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NS総研、メールマガジン購読者向けに脆弱性データベースを提供


 ネットアンドセキュリティ総研(NS総研)は2日、脆弱性情報のデータベース「Scan Daily Express DATABASE(SDEX DB)」を4月より提供すると発表した。同社の発行するセキュリティ専門の有料メールマガジン「Scan Daily Express」の購読者向けに無償配布する。

 SDEX DBには、Scan Daily Expressで扱った2002年12月以降のデータを収録し、「Windows系」「UNIX系」といった大分類、OSによる中分類、バージョンによる小分類で整理されている。他のセキュリティ関連組織が提供する情報とも照合できるようになっており、CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)番号、CIAC番号、ISS X-Force Database番号などからも検索可能だ。

 Scan Daily Expressの購読料は年間160,000円(現在はキャンペーン中で年間98,000円)となっている。NS総研では、同種の脆弱性情報データベースは安くても年間十数万円する高価なサービスであるのに対して、SDEX DBはメールマガジンの年間購読料のみで安価に提供するものだとしている。なお、購読者以外へのSDEX DBの単独提供は今のところ予定していないという。


関連情報

URL
  サービス概要
  http://ns-research.jp/c2/shop/e-zine/sdex.html


( 永沢 茂 )
2004/03/03 14:10

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