ネットアンドセキュリティ総研(NS総研)は8日、「co.jpドメインサーバ実態データベース2003年上半期」を発売した。co.jpドメインのホスト約23万件について、OSのバージョンや企業名などを網羅的にまとめている。
同データベースでは、IPアドレス、ドメイン保有者、OSやサーバーソフトの種類とバージョン、不正中継データベース(ORDB)への登録状況などの情報がまとめられている。2003年2月から3月にかけて調査が行なわれ、国内企業のco.jpドメイン23万0,412件について、15万8,856件のOS、19万5,087件のwebアプリケーション、8万4,692件のPOPサーバー、16万3,108件のSMTPサーバーを特定している。また、ORDBへ登録されているものは2,802件あった。
同データベースはCD-ROMの形態で販売され、通常価格が50万円、3月31日まで先着10名が98,000円となっている。
なお、すでに同社では、このデータベースの一部をもとにしたいつくかの記事を同社発行のメールマガジンで掲載している。サーバーに使用されているOSはUNIX系が62%と最も多く、続いてWindows XP/2000/NT系が9%だった。Webサーバーで使われているOSについては、Apacheと特定できたサーバーが15万8,583件で78%以上を占めていたが、最新のバージョン(調査時点では1.3.27)にアップデートしていたのは3万7,397件と23%に止まった。また、ORDBに登録されている2,802件のうち、上位のほとんどはレンタルサーバー事業者で占められていたという。
関連情報
■URL
商品概要
http://ns-research.jp/c2/shop/others/p-cod02.html
( 永沢 茂 )
2004/03/08 18:11
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