米Encyclopaedia Britannicaは11日、人類の文明を形成してきた重要な歴史文書のデジタルアーカイブ「Encyclopaedia Britannica Original Sources」を、大学の研究者や学生向けにライセンスすると発表した。これは同社の百科事典やデータベースを補完し、出典を直接参照できるようにする重要な役割を果たすことになる。
アーカイブには5,500冊の書籍全文を含む、計35万文書が収められており、世界史、米国史、科学、数学、社会科学、政治学、法律、哲学、宗教、文学、言語学の分野に広く及んでいるという。
例えばシェークスピアの作品、プラトンやアリストテレスの著作、ニュートンやアインシュタインが自ら記した科学上の重要発見に関する文書などが含まれている。
これらのコンテンツはそれぞれの内容に応じた分類がされた上で、全文検索が可能で、特定の表現を探したり、注釈を検索することもできる。このBritannica Original Sourcesは、世界中の大学や図書館に向けてサイトライセンスされる。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://corporate.britannica.com/press/releases/sources.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/03/12 12:00
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