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米主要都市部でブロードバンドへの移行が加速~50%を超える地域も


 日本よりブロードバンド普及率の低い米国でも、「着実にナローバンドからブロードバンドへの移行が進んでいる」との調査結果が明らかになった。これは米comScore Networksが定期的に調査している「ISP Market Share Report」によるもので、2003年第4四半期の状況を分析したもの。

 今回の調査で、米国内地域の上位50市場でインターネット接続方法について調査したところ、ブロードバンド普及率が最も高かったのはサンディエゴの52%、次いでボストンの50%、ニューヨークの49%だった。逆にナローバンド接続率が最も高かったのは、アルバカーキとサンタフェの76%だった。

 全国レベルで見た場合、米国内インターネット利用者の36%がブロードバンド接続を利用しており、これは3カ月前に比べて2ポイント上昇している。ブロードバンドISPではComcastが最大シェア19%、次いでSBCの11%となっている。またブロードバンドとナローバンドを合わせたISP市場シェアではAOLが28%で首位、次いでComcastの7%、United Onlineの6%と続いている。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.comscore.com/press/release.asp?press=439


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/03/12 12:01

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