著作権者が許可しないファイルダウンロードは非合法だと認識していない親が米国で約40%──そんな調査結果が米Motion Picture Association of America(MPAA)によって発表された。
さらに、40%以上の親は子供がインターネットから音楽や映画をダウンロードしていることを認識。そのうち55%は、子供がダウンロードしたコンテンツの料金を支払っていないことを知っており、15%は支払いについて不明だとしている。なお、インターネットから音楽や映画をダウンロードしていた親の3分の1は子供からその方法を教わっていたと回答した。
MPAAのパブリックアフェアーズ担当副社長Rich Taylor氏は「子供たちが非合法なダウンロードを行なっているという事実を親が認識して、子供たちと“ダウンロード会議”を行なうようになれば、良きデジタル市民を育てられる」と指摘した。
関連情報
■URL
Motion Picture Association of America(英文)
http://www.mpaa.org/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/03/18 12:34
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