イージーシステムズジャパンは24日、情報漏洩防止ソフトウェア「ezFile Security Ver2.0」を4月8日より発売すると発表した。ファイルの暗号化と認証サーバーを組み合わせることで、ファイルを閲覧できるユーザーの制限を可能とする製品。価格は10クライアントで50万円~、別途初期導入費用や保守費用などが必要となる。
同製品は、認証サーバーとクライアントにより構成され、暗号化されたファイルを閲覧するには必ず認証を必要とすることで、閲覧できるユーザーを制限するもの。ユーザーがファイルを暗号化する場合には、閲覧を許可するユーザーやグループ、閲覧可能な期間、ファイルの印刷や保存の可否といった項目が指定できる。また、ファイルの閲覧や印刷などの記録もサーバー側で管理するため、誰がいつファイルを印刷したかといった記録が確認でき、情報漏洩対策として有効であるとしている。
認証サーバー側の対応OSはWindows 2000 Server、Linuxおよび各種UNIXで、Webサーバー(Apache、IIS)、データベースサーバー(PostgreSQL、Oracle、Microsoft SQL Server)も必要となる。クライアント側の対応OSは、Windows XP/2000/Me/98SE。製品の販売形態としては売り切りタイプのほか、東京海上火災保険の「個人情報漏えい賠償責任保険」を付帯したサイトライセンスタイプが用意される。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.easy.co.jp/press/release20040324.html
( 三柳英樹 )
2004/03/24 15:42
- ページの先頭へ-
|