新聞社が運営するWebサイトを定期的に閲覧する読者層は、一般的なインターネット利用者よりも教育水準が高く、雇用されている割合が高いことが米国の新聞業界を代表する非営利団体のNewspaper Association of America(NAA)の最新調査結果でわかった。要点は以下の通り。
・Web新聞の読者層の平均年齢は38歳で、インターネットの全利用者の平均年齢45歳よりも若い。
・読者層の44%は18歳から34歳だった。
・新聞社のWebサイトの訪問者のうち54%が学位を持っていた。これに対して、一般のインターネット利用者では45%。
・Web新聞の読者層の88%は雇用されていたが、一般のインターネット利用者で雇用されていたのは73%に止まった。
・Web新聞の読者層の84%は最近インターネットで買い物の調査をしたが、一般のインターネット利用者では59%しか調査をしていなかった。
・Web新聞の読者層の82%は最近インターネットで買い物をしたが、一般インターネット利用者ではこの数字は52%に止まった。
NAAの上級副社長でチーフマーケティングオフィサーのJohn E.Kimball氏は、この調査結果を踏まえ、「ここで知っておいてほしい重要なポイントは、Web新聞の読者は広告主にとって極めて魅力的なオーディエンスであるということだ」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.naa.org/utilartpage.cfm?TID=NR&AID=6025
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2004/03/26 11:46
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