アルファシステムズは、マーキングやメモが残せるコンテンツ配信サービス「電子かたりべ」を2004年下期に開始すると発表した。
電子かたりべで配信するデータは、テキストデータと音声データを組み合わせたもの。独自の形式を採用し、専用プレーヤーで再生する。コンテンツに対してメモやマーカーを設定できる。音声読み上げや自動再生にも対応し、残したメモの履歴管理機能も備えた。複数のコンテンツから興味のある部分を切り取って集められるスクラップブックのような機能も搭載しているという。
専用プレーヤーは、アルファシステムズの構築する公式Webサイトで無償で配信する。このほか、対応するコンテンツを制作するための編集ソフトも有償で配信する予定だ。
アルファシステムズでは、出版社や著作者などと連携して対応するコンテンツを提供する方針。「ただ読むだけの電子書籍とは異なり、ユーザーのアクションを記録できることが特徴だ」としている。
関連情報
■URL
アルファシステムズ
http://www.alpha.co.jp/
( 鷹木 創 )
2004/03/26 19:18
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